6月26日、SIBAURA HOUSE (シバウラハウス)にてリーダーズアカデミーを開催しました。
今日はその模様をレポします!
そもそもリーダーズアカデミーとは…、ノウフウのメイク教育を受けている美容サロンのメイクリーダーまた(またはメイクスタッフ)が集まり、女性美容師としてのキャリアプランについて考えるきっかけづくりや、ビジネスマインドについて学びの場を提供しています。
今回は、特別guestとして、NYセレブ御用達ヘアサロン【フレデリックフェッカイ】や、【ルイスリカーリー】でカットディレクターとして、SATC(セックスアンドザシティ)のヘアーに携わったキャリアをお持ちの高橋俊輔氏をお招きして、3つの内容で進行していきました。
1:高橋氏によるトークセミナー
2:永島吏枝子によるワークバランスについて
3:年間計画・マーチャンダイズについて
まずは、俊輔さんのトークセミナー!
まずは美容師としてお仕事をされていてどのようにキャリアを築かれたのか、また日本人美容師としてどんな志ですごしていかれたのか、伺っていきました。
俊輔さんは、全てを包み隠さずご自身の経験をお話しくださいました。
まずはご自身の叔父さまがなんと『須賀祐介さん』で、
(美容師の皆さんはご存知の方が多いと思いますが、
1960年代からNYで活躍された美容師で、黒柳徹子さんのタマネギヘアの生みの親であり、ダイアナロスやジャグリーンケネディオナシスら著名人のヘアを担当したことで知られる方なのですが、その影響力は絶大で日本中の美容師が憧れを頂いた方です!)
叔父さまの影響もあり、美容師という仕事がいいなという思いから、
『NYで美容師として働く』
という大きな目標をもって始まった美容師人生。
しかし以外や以外。美容師になられた新人当初はあまり練習をされなかったのだとか・・・!
さまざまな経験から、本当に一生懸命やらないとスタイリストになれないと気づき、そこから巻き返すように練習をされます。
NYで働くという大きな目標を達成するために、誰よりも夜も練習をし、同期より1年早くスタイリストになり、また指名のお客様が増えてこそ一人前という目標を立て、5年間日本でキャリアを積まれました。
(みなさん、真剣にお話を聞いてます)
とても印象的だったのが、夢(目標)を持つこと、計画を立てることの大切さ。
仕事を好きという気持ちと、『遠い夢(目標):NYにいって働く』と『近い夢(目標):まずは日本で一人前のスタイリストになる→一人前のスタイリストになる為に指名客を増やす』という、
遠い夢・近い夢を持つことで、必ず叶うと信じて具体的に行動すること。
また夢(目標)を具体的に追求することと、そこに対してモチベーションを保つことがとても大切とお話くださいました。
また、その後NYで【フレデリックフェッカイ】でのご経験や、【ルイスリカーリー】での学びや日本人としてこだわったことなど、沢山のお話を聞かせて頂けました。
(休憩時間にもかかわらず絶えず笑顔で質問にお応え頂いた俊輔さん)
技術はもちろんですが、それ以上に人としての人間力の大切さ。
相手を思いやる心遣いや行動、また自分自身の魅力を見つけて、『自信を持てる自分になること』の意味を俊輔さんのNY時代のトークやその魅力溢れる人柄から、感じ得ることができました。
またお話のなかで印象に残ったのが、俊輔さんの美容師としてのこだわりについて!
『仕事は全てにおいてこだわりであり、その人の技術が向上するかどうかが決まってくる』
ヘアカットにしてもカラーにしても、その方にあった絶対に似合う長さやカラーがあり、そのバランス技術をどれだけ提案できるかが技術者としての大切なところ。
また、
『こだわりをもって常にかっこいい美容師でいたい!』
仕事をしていてもコームを持つ仕草や自分の身近な持ち物(服とか食べ物とか)にこだわりを持つこと!
それは、高いものでなくていい。ただ、こだわりを持つということが大切で、そういった積み重ねが、最終的に自分自身を磨くことにつながり、自信を持った魅力的な人になるということをお話くださいました。
(俊輔さんのお話にみなさん真剣に耳を傾けていました)
あっという間の90分。たくさんのことをお話くださり、参加した美容師さん(KWスタッフの私も!)みな大変大きな刺激を受けました。
俊輔さん、誠に有難うございました!
さて、リーダーズアカデミー後半については、また改めてレポートしますね。お楽しみに。